塗装道具の紹介
外壁塗装の道具を簡単に説明していきます。
もしご自身で塗ってみようという方の参考にもできたらと思い作成しました。
刷毛(ハケ)
養生が終わるとケレンや下塗りになります。
では、何を使って塗装をしたらいいのか?
塗装で一番メジャーな塗装道具の刷毛です。
刷毛も種類が多くありますが、写真はよく使う油性の刷毛です。
これは単価も安く、正直使い捨ての刷毛ですが、塗料には水性や油性があり一般の人に選定は難しいと思います。
DIYでは、100円ショップ等で販売されている水性油性兼用の刷毛がお勧めです。
ローラー
外壁塗装では
こちらもかかせない道具になります。
ローラーも考え方としては、刷毛と同じ塗装道具で塗面が広い場合に使用するものです。
ローラーには水性油性の区別はなく、どれも兼用だと考えて問題ないです。
選定の際の注意としては、毛の長さです。
ローラー25mm等の長い毛はは塗料の含みがよく、外壁などの凹凸のある面に向き、ローラー7mm等の短い毛は塗料の含みが悪く、平らな面に向きます。
適切な使い方をすれば、アマチュアの方でも上手く塗れるのがローラーです。
この黄色いローラーはマスチックローラーです。表面が蜂の巣状になっていて外壁にさざ波模様のパターンをつける際に使用します。
スプレーガン


住宅では雨戸の塗装での際に使用します。
雨戸は刷毛でも可能ですが、スプレーガンを使用する方が、早くて仕上がりもきれいです。
塗料容器
外壁塗装のみならずペンキ塗りをする上では必要なものです。
塗料を刷毛やローラーで塗るとき、片手には塗料容器があります。
一般的に、刷毛で塗るときには手缶、ローラーで塗るときには、一斗缶を利用します。
手缶
地域や会社にもよって呼び名もさまざまだと思いますが、現場では、下げ缶(さげつ)と呼んでる人が多いです。
塗料を対象物に塗る際、塗料を小分けにし運搬ができる。
手缶(下げ缶)内容器塗料を入れる内容器です。
つまり、塗料は下げ缶に直接塗料は入れたりはしません。
こんな感じで下げ缶に内容器をセットします。
通常の下げ缶のサイズで2.5Lくらい入りますが、多くても2Lくらいがいいと思います。
一斗缶
こんな内容器もあるんです。
これは一斗缶の内容器で、私どもでは頻繁に使用しています。
手缶同様にセットしサイドはガムテープ等で止めて固定します。
塗料によってはきれいな一斗缶が必要になることも多いため非常に便利です。
また、ローラーバケットという物もありますが、外壁塗装をする上では容量が少ないため一斗缶を使用している塗装店が多いです。
ケレン道具
塗装の大切な前工程の下地処理の事をケレンと言います。
そこで使用される道具がケレン道具です。
皮すき
現場ではシケラーと呼んでいますが、地域や塗装店で呼び名が変わるかもしれません。
皮すきは頻繁に使うケレン道具です。
ケレンの道具ですが、材料の蓋をあけたり、使用済みの一斗缶を切ったりもできます。
ホームセンターでは400円程度で販売しています。
ダスター刷毛
刷毛ですが、用途としては、埃を掃いたりする掃除道具として使用しています。
掃除機では掃除できない所で活躍します。
細かいところまで掃除できますよ。
ホームセンターでは500円程度で販売しています。